【レモン彗星が夕方の空に！】
10月21日（月）から11月5日（火）ごろにかけて、「レモン彗星」が夕方の西の空で観察のチャンスを迎えます。

10月下旬からは、太陽が沈んだ後の低い空にだけ見えるようになります。特に、10月23日から11月2日ごろまでは、日の入り約1時間後に地平線から20度ほどの高さに位置し、観察しやすい時期となります。



レモン彗星は10月21日に地球へ最接近します。その後は少しずつ地球から離れていきますが、太陽にさらに近づくため、彗星そのものは明るくなっていくと予想されています。明るさはおよそ3〜4等級と見込まれていますが、低い空にあるため、肉眼で見つけるのは少し難しいかもしれません。



よく晴れた日の夕方、街明かりの少ない暗い場所で空を眺めると、かすかにぼんやりとした光として見えることがあります。双眼鏡や望遠鏡を使うと、さらにはっきり観察できます。双眼鏡で位置を確認してから肉眼で見ると、彗星を見つけやすくなります。



秋の夜空に輝く「レモン彗星」、ぜひ観察してみましょう！