各研究部の活動

令和6年度 音楽部 全市研究発表会を開催しました

公開日
2024/11/25
更新日
2024/11/25

音楽部

 令和6年11月12日(木)に全市研究発表会を開催しました。蒲生中学校の木村夏実教諭による「日本らしさを感じ取れる歌をつくろう」を題材として、教育芸術社のWebアプリケーションである「カトカトーン」を活用した創作の公開授業を行いました。
 生徒ひとりひとりが自作した詩をもとに、言葉の抑揚を意識してリズムや旋律の音のつながり方を知覚し、それらの働きが生み出す特質や雰囲気を感受しながら知覚したことと感受したこととの関りについて考え、旋律を作りました。
 木村教諭が作成した詩に創作した見本の旋律を足掛かりに、前時までに考えた詩に言葉の抑揚にあわせた音程をつけ隣の席の人と聴きあい、順次進行と跳躍進行の違いを復習することで、音高の変化によるイメージを知覚し、創作の幅をひろげ作品を聴きあうことを通して、イメージどおりに伝わっているかどうかや改善点などの対話を通して、作品についてさらに深く考えることができました。
 研究協議では、大阪市中学校教育研究会副会長である大政和彦校長先生、会場校である蒲生中学校の渡邉哲朗校長先生よりご挨拶をいただきました。
令和6年4月にリリースされた教育芸術社が開発したWebアプリケーションである「カトカトーン」は、アプリのインストールや更新の必要がない様々なWebブラウザで使用できるアプリケーションであり、教育ブロックごとに使用している端末が異なる状況下でも活用が可能なアプリケーションであることから実技講習を音楽科教員全員で行いました。あわせて、端末を活用しMicrosoftTeamsのWhiteBoard(アプリケーション)を使用し、本日の公開授業について意見交流を行いました。
 最後に、大阪市総合教育センター指導主事 乾正義先生と大阪芸術大学特任教授 小牟田 啓先生より指導助言をいただきました。