平成２４・２５年度の大阪市教育委員会トップアシスト事業の一環として、本校では、英語活動の授業研究等に大阪教育大学教授　吉田晴世先生にお越しいただきご指導いただくとともに教職員の力量アップのための研修会を行っています。
　今回の８月２９日は、本校図書室に於いて全市公開の英語活動研修会を実施しました。市内の小学校の教員（一部中学校教員も含む）７０名が参加し、以下の内容で行われました。
　講師：大阪教育大学教授　吉田晴世　先生
　研修内容：「フォニックス導入　どこまで教えるの？」

　本校では毎年、その年に研究していく教科やテーマを決めています。本年度の研究テーマは「コミュニケーションを楽しむ子どもを育てる(英語活動)―発達段階に応じた指導計画の工夫を通して―」です。
　研究テーマにそって４年生で英語活動の第１回目の授業研究を６月２６日(水)に行いました。単元名は「友だちの好きなスポーツを知ろう」です。子どもたちが互いに英語で好きなスポーツを聞き合うコミュニケーション活動が中心です。

Hello！
How are you？
Do you like　〜？
I like　〜.

　互いにペアを交代しながら多くの友だちの好きなスポーツを聞いていきます。はずかしがらずに堂々と声に出して英語で会話をします。楽しそうに会話する子どもたちを見ているととても頼もしく思います。将来、きっとグローバルな人に育っていくと・・・
　今回は、時間のはじめにウォーミングアップとしてフォニックスを一部取り入れました。

　グローバル化の進展に伴い、今後、子どもたちには国際社会のさまざまな事象に対して、広い視野をもって柔軟に考え、相互に協働することがますます求められます。情報を収集・選択し、自ら考え、表現し、さまざまな人々と広く双方向のコミュニケーションをとる能力が必要になります。そういった意味からも、早くから英語に慣れ親しむことが大切です。英語活動の研究を始めて３年目になる本校では、現在、１年生から６年生まで全学年で英語活動を行っています。
　本年度は、マット・ケリー先生をお招きして行う英語活動の時間を昨年度より増やし、ネイティブスピーカーの時間を多く確保ています。
　子どもたちは、マット・ケリー先生の英語の時間をとても楽しみにしています。ネイティブな英語を聞いて、物怖じせずにコミュニケーションをとる子どもたち！国際人としてたくましく育ってほしいと思います。

　６月２９日（土）に海東小子ども「夏の集会」（親子で楽しむ　サマーパーティ）を開催しました。スマイル班（縦割り異学年グループ）でゲームをしたり店番をしたりして楽しむ集会です。今回は、子どもたちの様子を見ていただくとともに、一緒に参加していただく場を設けました。
　子どもたちは１ヶ月前もからスマイル班でどんなゲームやお店をするか話し合い教職員と一緒に準備をしてきました。低学年の子どもは高学年を見習い、高学年の子どもは低学年にやさしく声をかけ教えてあげる。そんな活動を通して仲間づくり推進し、気配り・心配り、ルールを守る大切さなどを体験しています。目標設定や進行も児童会の子どもたちが中心になって進めました。
　一緒にやって楽しい・ほほえましい・大人も参加でわくわくドキドキの一時でした。

　７月２２日（月）〜８月２日の間の１０日間（大雨のため中止１日あり）、夏休みのプール水泳指導を実施しました。利用した子どもの数は延べ１，４１２名、指導した教員は延べ４７名です。たくさんの子どもたちが参加してくれました。それぞれが自分にあった目標をもって、プール水泳に取り組み記録を伸ばしました。
　本年度は３年生以上の子どもたちを対象に、水泳教室を実施しました。
水泳教室の目標は以下のとおりです。
　３年生・・・顔をつけて浮くことができるようにする
　４年生・・・１３ｍ（プール縦半分）泳ぐことができる
　５年生・・・２５ｍ泳ぐことができる
　６年生・・・クロールで２５ｍ泳ぐことができる
　水泳教室に参加した子どもたちは、みるみる泳げるようになりました。ほんとうによくがんばりました。何事にもあきらめず、しっかりとした目標をもって取り組むことは大切です。
　また、８月８日（木）には、大阪プールで行われた大阪市児童水泳記録会に２２名（５０ｍ以上泳ぐことができる４年生以上児童対象）の子どもたちが参加し、すばらしい成績を残しました。