クレペリン検査の活用研修について内田・クレペリン精神作業検査の研修では、人柄については大きく4つの群に分かれ、各群での指導指針を紹介していただきました。 また、性格10類型の精神的特徴とその一般的指導法についても細かく教えていただきました。さらに精神的に健康な人は、「自ら楽しみつつその楽しさを他人が認め、喜ぶ状態を作っている。」ことであり、どの人柄も健康な状態になるよう働きかけるようにすることが大切だと話されていました。 その後、各担任との個別相談ではクレペリンの結果をもとに、児童・生徒一人一人の特性について分析していただき、その特性に応じた生活・学習の指導や系統的な進路選択などのアドバイスをいただきました。 この研修で学んだ事を基に、クレペリン検査の結果をより一層継続的に、かつ計画的に活用していく予定にしています。 園内マラソン大会中学生男子の部と小学生・女子の部に分かれて、新鉄人コースを走りました。中学生男子は10位入賞、小学生・女子の部には5位入賞者にメダルが授与されるということで、スタート前から子どもたちの気合いが伝わってきました。 このマラソン大会に向けて、各寮では早朝ランニングを取り入れたり、日課である夕方のランニング練習で、一層気合いを入れるなど、しっかり取り組んできました。参加した子どもたちは、頑張ってきた成果を全員が十分に発揮できたのではないかと思います。走り終えると子どもたち同士で「おつかれ」と声をかけ合っている姿がとても印象的でした。 全生徒・児童のクレペリン検査の結果が出ました1. 性格のタイプ 人の特徴を10のタイプに分け、わかりやすい言葉で表現しています。 2. 精神健康度 心の健康の度合が高・中上・中・中下・低の5段階に分けて判定され、検査を行われた時の心の健康状態が判断できるようです。この健康度は周りの環境の影響だけでなく、自分の心構えや努力でも高くできるそうです。 また、クラスや学年、全学年ごとに集団での傾向や指導上での留意点も分析もしていただきました。 これらの結果から、子ども一人一人の指導上での課題などが明らかとなり、今後の学校・学園生活に活かしていきたいと思いました。 3月初旬にはこの検査で第一人者と称される先生に来校していただき、クレペリン検査の有効な活用方法を中心に詳細なお話しや、今回の検査結果を踏まえた各担任との個別相談などの研修を行っていただき、児童・生徒一人一人の特性に応じた学習指導や系統的な進路選択に、より一層活用していく予定にしています。 コグトレの成果と課題児童精神科医で医学博士の宮口幸治先生が「コグトレ」の様子を見に来て下さいました。 「コグトレ」とは宮口先生が開発された「認知機能強化トレーニング」で、分校では2学期から取り入れています。 今回は「コグトレ」を行っている様子を見てもらい、「コグトレ」に参加している生徒の課題についてアドバイスをして頂きました。 「コグトレ」を始めてから、思考力や判断力が良い方向に変化がみられる生徒も出てきており、確実に成果は上がってきていると思います。 このまま、更なる生徒の成長につながるよう、宮口先生には定期的に来校していただくなどご協力を頂いて、このトレーニングを続けていきたいと思います。 キャリア学習全60問の質問をみんな一生懸命に答えていました。 このアンケートでは、自分の性格のタイプによって、自分に向いている職種や職業がわかります。 この結果から、自分の将来の夢や仕事について考えるきっかけとなってもらえればと思いました。 |