登校日が始まったころ、子ども達の表情は、少し緊張気味でした。初めての先生や新しいクラスに戸惑いもあったことでしょう。顔がマスクで覆われた先生や友達、今までとは違う雰囲気です。どんな顔をしているのかな?
今、子ども達は、友達の目を見て相手の表情全体を想像し、思いや気持ちを推察しています。
これは、もしかしたら、すばらしいコミュニケーションなのかもしれません。知らず知らずに相手を思いやることの練習になっている気がします。
登校日の回を重ねるごとに、子ども達の澄んだ声が響くようになっているのは、お互いに思いを想像しあい、分かり合い、友達の輪を広げている証拠かもしれません。
日常の小さな経験が、豊かな成長につながっていくように、子ども達を見守っていきたいです。