1月18日 5年 総合的な学習 その1
5年生の「伝統工芸体験学習」です。
黒檀(こくたん)、紫檀(したん)、花梨(かりん)など主に東南アジアの木材(唐木・・からき)を使って作る工芸品づくりが大阪の伝統工芸です。家具や仏壇をくぎを使わずに差し込んだり、組み合わせて作る作り方を指物(さしもの)というそうです。 今日は、職人さんに来ていただいて、唐木指物のフォトフレームを作る体験学習をしました。 1月18日 5年 総合的な学習 その2
まずは、ひたすら磨きます。唐木に鉛筆で線を引いて、磨く目安にします。紙やすりの180番で線を消し、もう一度鉛筆で線を描いて目の細かい400番で線が消えるまで磨きます。線が消えれば、きれいに磨けたことになります。
次に「うづくり」という、しゅろ(ほうきでおなじみです)のブラシで磨きます。 こうして磨き終わると見事な木目が表れ、つるつるになります。 1月18日 5年 総合的な学習 その3
「うづくり」で磨いた後に「みつろう」(はちみつでできたワックス)で磨きます。職人さんにワックスで磨いてもらいます。担任の先生2人も職人さんに弟子入りしました。
1月18日 5年 総合的な学習 その4
作業が速い遅いは関係がありません。
たいへん粘り強くまるで本物の職人さんのようにていねいに磨きをかけていた人がとても多かったです。 友だちと協力する姿は、後片付けでも見られました。 1月18日 5年 総合的な学習 その5
組み合わせて、アクリル板を入れると美しい木目のフォトフレームの完成です。
唐木はとても丈夫なのでいつまでも長く使えることでしょう。 どの児童も満足の作品だったようです。 5年生の素晴らしさをあらためて確認できた伝統工芸体験学習でした。月曜日にお話を聞く学習があります。 |