ゲストティーチャーの滝本淳先生が、薄層クロマトグラフの実験の出前授業を6年生にしてくださいました。滝本先生はレーダー、通信機、宇宙観測機器の開発、製造の仕事をされて、有名な「すばる望遠鏡」「アルマ望遠鏡」の建設にもかかわられた方です。
緑色のインクを塗った白い紙に水をしみこませると、色が分かれていき青や黄色が現れました。子どもたちは不思議そうに色の変化を観察しました。次に、丸くて白い紙に色々な色を少しずつ塗って真ん中から水をしみこませました。するときれいな花のようになりました。子どもたちは楽しく実験をしていました。紙にしみこんだインクが色々な色に分かれていく理由も説明していただき、興味深そうに聞いている子たちもいました。今日感じた自然現象の不思議さ、面白さをこれからの理科学習に生かしてほしいです。