９月１１日
　校長室の入り口に、本校の卒業生である新家荘平（しんかそうへい）先生の記事を紹介しています。新家先生は現在兵庫医科大学の名誉理事長をされています。昨年度、春の叙勲で旭日重光章を受章され、このホームページでもお祝いの報告をしました。
　この度、高野山にある由緒ある清浄心院（しょうじょうしんいん）というお寺に新しく建てられたお堂の天井画を描かれました。
　私もこの夏休みに高野山を訪れ実際に拝観しましたが、天女が天空を舞い踊り、見る者の魂を吸い込むような天井画と悠久の自然を配した壁画に圧倒されました。
　新家先生は本校在籍の６年間、毎年のように市長表彰を受けられるほど絵がお上手だったと聞いています。一時は画家を志そうとも考えられたようですが、医者・医療研究者の道を歩まれました。しかし、その後も絵を描くことを一生の友としておられます。
　本校の子どもたちにも、先輩である新家先生のように人間味あふれる多様な価値観を持った人に育ってもらいたいと考えています。