わくわく豊崎

地形をつくる大地のはたらき 【流水】

公開日
2013/12/20
更新日
2013/12/20

スマイルとよさき

 5年生の理科で「流れる水のはたらき」を学習します。

 【上の写真】は,淀川水系の木津川の上流・中流・下流の写真と各流域の石や砂です。
≪上流域≫は,三重県伊賀市奥馬野の馬野渓・≪中流域≫は,京都府相楽郡笠置町・≪下流域≫は,京都府八幡市です。

 座学でしか学習する機会がありませんが,現地まで赴くと『流れる水の力』や,『川がつくる地形』の偉大さを感じずにはいられません。

 下流域の河川敷の広大さには圧倒されます。川の流れで石どうしがぶつかり合い,割れたり欠けたりするうちに石が小さく丸くなることが,手に取るようにわかります。

  
 写真にはありませんが,紀ノ川サービスエリアは紀ノ川の堆積物によってできた和歌山平野を一望できるスポットです。


 【写真下】は,伊丹空港に着陸する際に航空機から見た大和川です。柏原市付近の上空のようすです(※フィルムカメラで撮影したものです)。インターネットでも,鮮明な航空写真を手軽に見ることができます。
 曲がった川の外側は削られ,内側は砂が堆積して川原ができているのがよくわかります。

 わたしたちが住んでいる平野は,流れる水のはたらきによってできています。地形は,日々の変化はわずかしかありませんが,長い年月の経過によって今の大きな形がつくりあげられています。
 自然の力の壮大さを感じますね。