アートセラピーのレッスン
- 公開日
- 2018/08/02
- 更新日
- 2018/08/02
お知らせ
昨年度に続いて、アートセラピー、森すみれ先生のレッスンが始まりました。
1回目は、柔らかい段ボール紙を使って、靴を自由に制作しました。可愛いスリッパを作る人、羽の付いた
素敵な靴を作る人など、大人では発想できない感覚で色々な靴が出来上がりました。授業の最後に森先生から「自分で作った靴を履いて、ウォーキングをしてね。」と言われました。「それは、皆がこれから進む道を踏み出す時に履く靴なんだよ。」と、さらに話されるのを聞いて、すごく納得できました。心の奥底にある無意識の中に、自分が思い描くものが、たくさんの材料を目にすると自然と形となって表れて行くのだと知りました。
子どもの中には、靴を作らずに剣を作った男の子がいて、「靴ではないけれど、君にとってそれは大事なものなんだよね、大切に持って帰ってね。」と伝えられました。私たちには、彼が、これから一歩踏み出すには剣が必要だということを、今回のレッスンでと教えて頂きました。
2回目は音楽室で、色んな楽器を先生のピアノに合わせて鳴らす。と言うレッスンでした。自由に鳴らすという形は難しいようで、戸惑っている生徒もいました。30分近く、先生の即興ピアノと合わせた合奏が続いた後、「拍に合わせて皆が同じ空間に居る事が大事なんだよ。」と言われました。それは、人と呼吸を合わせることに繋がっていくのだそうです。
次のレッスンは、どのような学びになるのか?とても楽しみです。