いじめについて考える日
- 公開日
- 2026/05/11
- 更新日
- 2026/05/11
お知らせ
「いじめはやめよう」というスローガンだけでは、子どもたちは「自分はやっていない」と他人事になりがちです。今回のように「噂」と「陰口」の違いを具体的に考えたことで、「面白いと思って話していたけれど、実は相手を傷つける陰口だったのかもしれない」という内省を促すことができました。
「いじめは、誰にでも起こり得る」ということは言われますが、誰もが被害者だけでなく、加害者にもなってしまいます。全校児童で同じテーマを共有することで、学校全体に「これはダメなことだ」という共通の空気感(規範意識)が生まれました。いじめは集団の中で起きるため、周りの子たちが「それはやめたほうがいいよ」「良くないよ」と言える雰囲気ができることが、最大の抑止力になります。
この話題で学校集会を行うことで、「先生たちはこの問題を真剣に考えている」「困ったら相談していいんだ」というメッセージを子どもたちに送ることをねらっています。これは、被害を受けている子が声を上げるための安心感に繋がります。「いじめをしない」「いじめられている子がいたら助ける」といった明確なルールを掲げ、何かクラスでトラブルが起こったら、学級会などで話し合い、人間関係のルールを常に確認していきます。
また、傍観者の役割に焦点を当てた指導も行います。「嫌だと言えなくても、先生に知らせることはできる」「横に座ってあげるだけで力になれる」といった、具体的な「助ける方法」をロールプレイングで練習したいところです。これを 1日だけのイベントで終わらせず、学級通信や掲示物で「あの時みんなで考えたこと」を定期的に振り返りたいと思います。そして、噂話を止めた、一人でいる子に声をかけた、気になることを先生に相談した…といった小さな「勇気ある行動」を見逃さず取り上げて、価値づけていくことが、いじめへの抑止力の高い集団を作っていくのだと思います。