先週の金曜日６年生の子どもたちに尋ねました。
　「来週の縦割り遠足は楽しみですか？」
　すると、「楽しみ」と答えた児童はクラスの３分の１ほどでした。手を挙げている子どもたちは普段から１年生の子どもたちに自分たちから関わっている子どもたちでした。そこで、遠足までに１年生との親睦を深めてほしいと考え、昨日から給食の時間に６年生が１年生のクラスに行って一緒に給食を食べています。始めは何を話せばよいか６年生の子どもたちも関わり方が分からず不安に感じていたようですが、１年生の担任の先生に話を聞くと、１年生の話に耳を傾けてくれているよ。「口のものが無くなってから話そうね。」などと声をかけてくれているよ。給食が終わっても、勉強を見てくれる子がいたよ。など、６年生が温かく１年生を見守り関わっている様子がよくわかりました。私が見に行ったときは、余った給食を配ってあげている子やスプーンのない１年生のためにほかの学年に行ってもらってくる子などもいました。
　休み時間には１年生が６年生の教室にやってきて、６年生のリコーダーの演奏を聞いたり、絵を描いている様子をみたり、いっしょに遊んだりしています。２日間で一気に１年生と６年生の距離が近づきました。
　そしてある休み時間にふと運動場を見ると・・・６年生が４年生とドッジボールをしていました。１年生だけではなく、どの下級生にも自然に打ち解けられる６年生が素敵だなぁと感じました。