全校朝会「いのち・いじめについて考える日」 〜5月12日〜
- 公開日
- 2025/05/12
- 更新日
- 2025/05/13
学校生活
今日は、「いのち・いじめについて考える日」。
校長から「いじめ」にかかわる講話を行いました。
「おはようございます。
今日は『いのち・いじめについて考える日』。
大阪市の学校に通っている子どもたちみんなが、いじめについて考えましょう、という日です。
そこで、イソップ物語の中の一つ『少年たちとカエル』という短いお話を紹介します。
ある春の日、何人かのわんぱく少年たちが池のそばで遊んでいました。
池の中にはたくさんのカエルが住んでいました。
そのうちに、少年たちは池の中に石を投げ込みだしました・・・。(以下省略)
大勢で一人のことを攻撃することは『いじめ』になります。
まわりで見ている人にもできることはあるはずです。
みなさんも同じようなことに出会ったら、とめてください。
また、いじめられている人に声をかけてあげてください。
それができなければ、先生やお家の人に、そっと伝えてください。
何もしないで、だまって見ているだけでは、いじめに手をかしていることになります。
いじめというのは『人のいやがることをすること』です。
自分たちが遊びでやっていることが、相手の心や体を傷つけたり、時には命を奪ったりすることもあります。
一人一人が いつも相手の気持ちを考えられる人になりましょう。
自分は人のいやがることをしたり悲しませたりしていませんか。
人がいやがったり悲しんだりしているところを喜んでいませんか。
また、みなさんの回りで、悲しい思いをしている人はいませんか。
悲しい思いをしている人に、自分ができることはありませんか。
『いじめ』について、今日だけでなく、いつも考えるようにしましょう。」
講話の最後に、今日の話を聞いて、『いじめ』について考えたことをお手紙に書いて校長室前のポストに入れるよう、子どもたちに伝えました。
子どもたちが、「いじめ」についてどんなことを考えたのか、お手紙を読むのが楽しみです。