学校日記

全校朝会 〜12月1日〜

公開日
2025/12/01
更新日
2025/12/02

学校生活

今日の全校朝会は、各教室をオンラインで結んで行いました。

まず最初に、消防署の「防火・防災図画」や阪神電車、こくみん共済coopの絵画コンクールで賞をいただいた子どもに表彰状を手渡しました。

校長講話の内容は次の通り。
「先週は3日間、作品展がありました。
 みんなの作品をじっくり見ましたが、一人一人のすてきな作品から先生は元気をもらいました。
 また、この3日間でたくさんのお家の方も作品を見に来てくださいました。
 お家の方に、みなさんの作品を見た感想を書いてもらったので、いくつか紹介します。(メッセージ紹介)
 これからも図工などで、楽しんで絵を描いたり、作品を作ったりしてほしいと思います。
 みなさんのすてきな作品を楽しみにしています。

 さて、話は変わりますが、担任の先生から時々残念な話を聞くことがあります。
 それは、例えば、人をたたいたり、けったり、いやなことを言ったりする「いやがらせ」や、人をばかにしたことを言うなどの「からかい」です。
 先生は、野田小学校のなかま同士の「いやがらせ」や「からかい」を、とても残念に思います。
 人から「いやがらせ」や「からかい」を受けると、どんな気持ちになりますか。
 心がとても悲しく、つらい気持ちになりますね。
 こんな「いやがらせ」や「からかい」がくり返されると、「いじめ」につながります。
 そこで、今日は「いじめの矢と心」について、お話しします。
 「いじめ」にはいろんな「矢」があります。
 たたいたり、けったりする「暴力の矢」。
 「きもい」「くそ」「死ね」などの「言葉の暴力の矢」。
 人の机やノートに落書きをする、物を隠すなどの「いやがらせの矢」。
 失敗や人と違っていたりすることを笑ったり、また、しゃべり方や人の動きを真似したりする「からかいの矢」。
 その人が来たらおしゃべりを止めたり、その人をさけたりして一人ぼっちにする「無視や仲間外れの矢」です。
 矢がどんどん刺さると、とても「心が痛い」です。
 ですが、仲間外れされている子に「一緒にいよう」と声をかけると、矢がとれます。
 言葉の暴力をしてしまったお友達に「ごめんね。もうしない。」と謝ると、矢はとれます。
 その他にも「大丈夫だよ」「心配ないからね」「味方だからね」等の励ましの言葉を言うと、矢はとれていきます。
 でも、矢はとれても「心」に刺さった矢の跡には、穴が開いたままなんです。
 人からいやがらせを受けたり、からかわれたりしたことは、「いやな思い出」として、いつまでも心に残ります。
 だから、「いじめ」や、いじめにつながる「いやがらせ」や「からかい」はぜったいに許されません。
 いじめについて考える週間のときにもお話ししましたが、「いじめ」というのは、
 「人のいやがることを、くり返し、したり、言ったりすること」です。
 例えば、「たたく、ける」「悪口をいう」「からかう」「ものをかくす」「無視をする」「のけものにする」ということです。
 とっても心が悲しく、つらい気持ちになりますね。
 そこで、先生からみなさんにお願いです。
 野田小学校のみなさんには、いじめをなくすために、「2つの勇気」を心にしっかりもってほしいと思っています。
 それは、「ストップをかける勇気」「相談する勇気」です。
 人の心や体を傷つけることは、どんなことがあってもやってはいけないという強い心を持つこと、それが「ストップをかける勇気」です。
 みんながやっているからという理由で、一緒にしてはいけません。
 また、自分がつらいめにあっていたり、友達が困っていたりしたら、一人でかかえないで、だれかに相談すること、それが「相談する勇気」です。
 いじめのない学校、いじめのないクラスにできるかどうかは、みなさんが「いじめをぜったいに許さない」という気持ちが大切です。
 この2つの勇気を一人一人が強く持って、みんなの力で、みんなが安心してすごせる野田小学校にしていきましょう。
そして、自分のことと同じように、相手のことも大事にできる人になってほしいと思います。
 これからも、みんなの力で、みんなが安心してすごせる野田小学校にしていきましょう。」

講話のあと、健康委員会の子どもたちから「手洗い・ハンカチW(ダブル)週間」の呼びかけがありました。

最後に担当から、今月のめあて「後片付けをきちんとしよう」についての話をしました。