2学期の思い出作文 3年
- 公開日
- 2018/12/25
- 更新日
- 2018/12/25
お知らせ
友だちのおうえんが力に 3年 中谷 優太
ぼくの2学期の思い出は、体育のじゅぎょうでとび箱がとべたことです。ぼくは、とび箱をとぶことが苦手でした。その理由は、むかし、とび箱にぶつかって いたかったことや、とび箱の上から落ちそうになって こわい思いをしたことがあるからです。でも、とび箱がとべない自分に勝ちたくて、がんばりました。
ふみきり板をりょう足で力強くふみきること、とび箱のおくの方に手をつくことを心がけて何度も練習をしました。
いよいよテストの時がきました。友だちが、5だんや6だんのとび箱を次々ととんでいきます。自分の出番が近づくにつれて、しんぞうの音がドクン、ドクン、ドクンと大きくなってきました。きんちょうと、こわさに心が負けてしまって、とび箱をとぶことができませんでした。ぼくがくやしくて落ちこんでいると、先生が、
「中谷さん、もう一度がんばってみよう。」
と、声をかけてくれました。ぼくが、もう一度チャレンジしようかまよっていると、クラスの友だちが、
「中谷さん、がんばれ。」
「ぜったいにとべるよ。がんばれ。」
と、大きな声でおうえんしてくれました。友だちのおうえんがとてもうれしくて、ぼくの体と心にたくさんのパワーがあふれてきました。ゆう気を出して思い切ってとんでみると、体がふわっとういたように感じ、とび箱をとぶことができました。とび箱をとべたことも、友だちからたくさんおうえんしてもらえたことも、ぼくにとっては2学期ンンおさいこうの思い出です。