「6年 理科 気こうの観察」6月24日
- 公開日
- 2017/06/26
- 更新日
- 2017/06/26
学校行事
土曜授業の参観で6年生は「植物と水」について学習しました。これまでに、染色液に根の先を入れたジャガイモを切って観察することで根→くき→葉へと続く水の通り道があることを確かめました。葉まで来た水はどうなるのか・・・という問いには、子どもたちは「葉から出ていく」と予想し、本日のビニール袋をかぶせたジャガイモの実験でそれも確かめました。「どうやって葉から水が出ていくのかな?きっと穴が開いているんだ!どんな穴だろう?」予想通りの子どもたちの言葉にうれしくなってしまいました。「じゃぁみんなでその穴を見てみよう。」もちろん顕微鏡を使うのですが、ジャガイモの葉の気孔を普通に見るのは至難の技です。そこで葉の裏にマニキュアを塗って乾かし、そこにセロテープを貼ってはがすと、葉の表皮がくっついてくるんです。そのままスライドガラスにそのセロテープを貼って観察すると、全部の班が見ることができました。「目玉みたい!」「口みたい!」子どもたちはミクロの世界に大喜びです。それをデジタル顕微鏡やデジカメでスクリーンに映して確認しましたが、保護者の方にも喜んでもらえたようです。最後にシマフムラサキツユクサ(葉をそのまま顕微鏡で観察できます。)の気孔を観察しました。「すごい、きれい!宝石みたい!」子どもたちの声が響きます。これからも肉眼では見えない世界に科学的な興味を持ってほしいですね。(教務主任)