学校日記

水生昆虫タガメの産卵

公開日
2015/06/16
更新日
2015/06/16

学校日記

 昨年、本校で生まれた4匹のタガメ(雄2、雌2)が理科室にいます。6月5日に産卵した約90個の卵が、6月15日には孵化していました。ドジョウを餌として与えました
 タガメは、5月下旬から7月中旬の約2ヶ月の間に産卵します。自然では、水生植物の茎や水上に突き出た杭に産卵します。雌は産卵を終えると雄に育児を任せ次の産卵の準備をします。雄は約7日〜10日間、卵を外敵から守り、卵に水をかけて育てます。
 孵化した一齢幼虫は、黒と白のまだら模様で、体長約1cmです。5回の脱皮を経てお盆過ぎには成虫になります。詳しくは、「たがめのすべて」(橋爪秀博著 トンボ出版)をご覧ください。本は理科室にも置いています。
 脱皮してどんどん大きく成長する様子を見て欲しいと思います。