投げる力を伸ばす
- 公開日
- 2013/11/26
- 更新日
- 2013/11/26
5年生の部屋
5年生では、体育の時間にボールを投げる力を伸ばす取り組みをやっていました。
24年度の体力テストでの、ソフトボール投げの結果は男子25m(全国平均25.23m)、女子13m(全国平均14.55m)となっており、とくに女子のボール投げの能力が低下していることが分かります。
ボールを投げる運動は、走ったり、跳んだりする運動とは違って、ほうっておいても自然に人間が獲得する運動ではありません。
小さなときからの運動の体験回数が大きく記録を左右する運動なのです。
ですから、学校で投げる能力を伸ばすには、できるだけ多く「投げる動作を経験させること」が必要になるのです。
例えば5年生では、一人一個ボールを持ち、手になじませる工夫もしています。
3人寄れば、もう野球遊びは成立するし、自分で投げて自分で受ける遊びもできます。
小学生(特に低学年)では、さまざまな運動体験を積ませることが、生涯に渡ってスポーツライフを営める、心も体も健康な大人になる資質となるのです。