学校日記

4年社会見学〜柴島浄水場〜

公開日
2015/04/27
更新日
2015/04/27

学校日誌

今日は4年生が柴島浄水場へ、社会見学に行きました。

社会の授業で「浄水場のしくみ」を勉強していますが、教科書で見ただけではイメージがわきにくい部分がありました。

授業の中で、いくつかの疑問も出てきました。

「水を吸う時に大きなゴミが引っかかったらどうするの?」

「集めたゴミはどうするんだろう?燃やすのかな?」

そんな疑問を胸に、見学へ向かいました。
西中島南方の駅から徒歩10分のところに、甲子園球場12個分の敷地の柴島浄水場があります。

はじめは、スライドでの説明です。

「地球上のすべての水の1億分の1しか、人間に使える水はない」
「大阪の水を取っている淀川は、さっき通ってきたね」

次に、実験をしました。

砂と活性炭を使って、汚れた水をきれいにする実験です。

「あれ、青い色水が透明になった!」
「炭を通すと、においが消えたよ!」

実際にやってみることで、実感が持てました。

最後に、浄水場内の見学です。

薬で小さな汚れを固めて、沈殿させる池を見ました。そこから出た黒いどろのようなゴミは、埋め立てに使われることがわかりました。

「再利用ってことか!」

そんな声が聞こえました。

その他、消毒のためのオゾン発生装置なども、モニターで見せてもらいました。

「紫色に光ってたら、オゾンが出てるはずや」
「これは2号機やから今は動いてないなぁ」

教科書だけではわからないことを、実感として学べました。

自分たちが使う水に、多くの人の仕事が関わっていること知ることができたのも、いい経験になったと思います。


【担当:4年担任・田邊】