校長講話「学校で安全に過ごそう」
- 公開日
- 2014/05/02
- 更新日
- 2014/05/02
学校日誌
昨年度、「校長経営戦略予算」で講堂のスクリーンを新しくしました。
今年度から、第4月曜日の児童朝会での「校長先生のお話」を講堂で行います。スクリーンに写真や映像を写して、いろんな話をする予定です。
4月は「学校で安全に過ごそう!」という話をしました。
全国の学校で実際に起きた事故やケガの話をし、校内の危ない場所を写真で見ながら、学校全員で「安全に過ごすために必要なこと」を考えました。
中でも、学校のケガには「悪ふざけ」「けんか」が多くの原因になっていることから、「腹が立った時の“6秒ルール”」を確認しました。
何か言われたりされたりして、いやな思いをした時。
すぐに暴力で返すのではなく、心の中で6秒数えます。
1、2、3、4、5、6。
心が少し、落ち着きます。
その上で、言葉で相手に「こんなことを言われるとイヤだよ」と言うか、周りの大人に何があったか、自分の気持ちを言葉で伝えましょうと話をしました。
これは「アンガーマネジメント(怒りのコントロール)」という手法の基本だそうです。
学校で国語を学び、言葉を増やし、お互いに関わり合うことで「相手に言葉で伝える」ことを学んでいきます。
まだ幼い児童が、怒りをコントロールできないのは当たり前のことで、そのことを叱っても効果がありません。それより、コントロールする方法を教えていきたいと思っています。この方法は、大人にも効果があります。
ぜひ家でも、「6秒ルール」×「言葉で気持ちを伝える」練習をしてみてください!
そして、明日から連休に入ります。
家庭でのケガや交通事故にも注意して、7日には元気な顔を見せてくださいね。
【担当:校長】