1年生 視覚障がいのある人との出会いから 校長先生のお話
- 公開日
- 2021/09/07
- 更新日
- 2021/09/07
お知らせ
8月終わりの児童朝会で、校長先生のお話がありました。
校長先生がランニングをしているときに、目が見えない視覚障がいがある人と一緒に走っている方から、「一緒に走ってくれませんか?」と声をかけられたそうです。「いいですよ。」と答えた校長先生が、その後も、一緒に走る練習を続けているというお話でした。そして、たくさんの視覚障がいがある方からも声がかかり、たくさんの人との出会いがあり、一緒にランニングを続けてらっしゃるそうです。一緒に練習している方には、パラリンピックでメダルを取った方もいらっしゃいます。
そのお話を、1年の子どもたちに実際にお話ししていただきたいと考え、校長先生にお願いをすると引き受けていただきました。
初めに、若い頃に走っていて足が痛くなったときの治療で、目が見えないお医者さんから「はり」の治療を受けてすぐに治ったことをお話してくださいました。そして、目が見えない方が、どのように字を読むのか、どのようにして町を歩けるのか、ランニングをどのようにするのか、たくさんの缶のドリンクの中から、お酒を見つける方法、シャンプーとリンスの違いの見つけ方、牛乳パックの注ぎ口の見つけ方など、たくさんのことを教えていただきました。
点字や点字ブロックなど、「知っている」と手を挙げて教えてくれた子どもたちもいました。おうちでも普段から、そのようなお話をしてくださっているのではと感じることも多かったです。
初めて知ることもたくさんあり、知っていくこと、知って気づいて考えていくことが大事ですね。校長先生から教えていただいたことが、子どもたちの中に積みあがっていくことと思っています。