26年前の震災をふりかえって
- 公開日
- 2021/01/18
- 更新日
- 2021/01/18
日々の「十三小」
1月18日(月)
26年前の1995年1月17日、午前5時36分に大きな地震が阪神・淡路地方を襲いました。毎年この時期が近づくとテレビなどで震災の映像が流れるので、当時の頃を思い出さずにはいられません。
今朝の児童朝会では、校長先生が自らの体験を子ども達にお話しされました。「26年前の阪神淡路大震災のとき、校長先生は淀川区の中学校で社会科を教える先生をしていました。兵庫や大阪で、地震や火事で多くの方が命を落とされました。そして先生が勤めていた中学校には、お家が倒壊した人や火事で焼け出されてしまった家族が,講堂に避難してきました」。校長先生の震災の体験談を、子ども達は真剣な表情でじっと聞き入っていました。
関西地方を襲ったあの震災以降も、大きな地震や災害が毎年のように起こっています。校長先生はお話の最後に、「阪神・淡路大震災で被害にあった方達のことや、東北地方での東日本大震災、北海道や九州で起こった地震で被災された方達のことを思いやる。そういう気持ちをもてる人になることが大切です。」と、子ども達に語りかけておられました。
26年という長い歳月が経ったということで、保護者の中にも震災の記憶がないという方もおられることでしょう。しかし、この関西で起こった大きな災害の教訓をいかし、子ども達が災害に備える気持ちを育てて、命を守れるようになってほしいと思います。