「いじめについて考える日」
- 公開日
- 2021/05/07
- 更新日
- 2021/05/07
日々の「十三小」
大阪市立十三小学校
校長 林田 国彦
「緊急事態宣言」が発令されていますが、今のところ何とか学校は休校にならず、給食もたべることができ、友達と運動場で遊ぶこともできています。そんなみなさんの元気な姿を見て、先生たちは少しほっとしています。
みんなそろっての授業がしたいなと先生たちも思っていますが「宣言」が延長されるかもしれません。先生から渡された課題のプリント類は計画的に準備したものなので、お家でしっかりやっておきましょう。学年によっては、学習者用パソコンを持ち帰って利用することも始めていますので、先生の話をよく聞いて、これからも少しずつ活用していきましょう。
大阪では連休中も新型コロナウィルスに感染する人が1000人を超える状況になりました。感染していてもほとんど症状が出ない人もいるそうですから、このような人を合わせるともっともっとたくさんの人が感染したと考える方が自然です。いつ、だれでもが感染していてもおかしくありません。ワクチンの接種や治療薬の開発もまだまだ時間がかかりそうです。ですから他人ごとではなく、自分のこととして考えておかねばなりません。
しかし、コロナウィルスに感染した人や、必死に感染者の治療や介護にあたっている人に対して差別や偏見を持つ人がいるのはとても残念で悲しいことです。直接その人に言うのではなく、SNSでこそこそ陰口を言うのも「いじめ」ではないでしょうか。
先生たちは十三小学校にはそんな人はいないと信じていますし、「コロナ」のことだけでなく、普段から悩んだり苦しんでいる人がいれば助けてあげられる人にみんなが成長してほしいと願っています。
みんなで力を合わせて感染が少なくなり、笑顔で登校できる日を楽しみに待ちましょう。
※保護者のみなさまにお願い
感染症の拡大は私たちの周辺に確実に迫っています。お子たちを含め感染防止策の徹底を改めてお願いします。上記のように、コロナ禍の中での「いじめ」については私たち大人も心して対応しなければと考えています。
また、学習者用パソコンの持ち帰り活用については学校でも指導していますが、2年生以上の学年では以前にお渡しした「利用条件」「要綱」規定について今一度ご確認をお願いします。(学習以外の利用や通信機能を使っての「いじめ」事案、破損や故障については修理費用を保護者負担していただく場合があることなども気になっております)
ご理解ご協力宜しくお願いいたします。
なお、ご不明な点は学校へお問い合わせください。