児童朝会
- 公開日
- 2015/06/29
- 更新日
- 2015/06/29
お知らせ
校長講話
昨日、女子サッカーワールドカップ準々決勝、対オーストラリアで、日本は1−0で勝利しベスト4に進出しました。ミスや反則で、相手にチャンスを与え、一瞬にピンチを招きます。解説の方が、なでしこジャパンは、声がよく出て、コミュニケーションが取れ、自分の役割をしっかり理解でき次の動きがよくできている。声は、もう一人の味方と言われています。
以前、NHKで視聴した「奇跡のレッスン」という、ドキュメント番組を思い出しました。東京都内の普通の少年サッカーチームが、フットサル日本代表監督のミゲル・ロドリゲスさんに1週間、指導を受けた様子を取材した番組です。今までの日本の指導者は、ミスした時に、ミスを注意する。「何をやっているんだ」とミスを責められる。ミゲルさん曰く、「ミスを注意することは、簡単なこと。」 彼は、ミスを責めないで、その時は、どうする、どこを見る、どんな動きをする、こう声をかける等、自分で考えてプレーすることを丁寧に声をかけます。そして、どんな小さなことでも、いいことは、どんどん褒めます。そうして、自信をつけていった子どもたちは、なかなか勝てなかった、試合で見事に勝利をおさめます。言葉のかけ方の違いで、一人一人やチームを変えていきました。
6年の教室に、「ふやしたい言葉」「無くしたい言葉」こんな掲示がしてあります。とてもいいことです。「ことばを大切にしてほしい」と4月にお話ししました。
自分が発する言葉によって、周りをよくも悪くもしてしまいます。1度発した言葉は、戻すことはできません。発する言葉には責任を持ってください。相手の事を考えて言葉を使いましょう。
よりよい友だち関係、学級、学年、大隅東小学校を、協力して作っていきましょう。