5年 国語(食育) 「和の文化を調べよう」
- 公開日
- 2020/11/06
- 更新日
- 2020/11/06
できごと
和の文化と思うものを、たくさん出し合った後に、大阪名物の和菓子「岩おこし」について栄養教諭がその由来についてお話をしました。
「岩おこし」は粟おこしとも言い、初めは粟を使ってました。江戸時代に大阪は「天下の台所」として当時は貴重であった「米」や「水飴」などの食材が集まっていたので、粟の代わりに「米」を使うととても美味しく評判になっていきました。
大阪のもとを作った豊臣秀吉は、農民から天下を取ったことを「身をおこし、家をおこし、国をおこす。」と言われ「おこす」とは、「出世する」「盛んにする」という意味があります。
また、当時運河を掘って整備し運搬に使っており、運河を掘ったらたくさん岩が出てきたので、かたいお菓子であったことにちなんで「岩おこし」というようになりました。
児童の感想です。「大阪の名物の岩おこしに興味をもった。どんな味がするのか食べてみたい。」「江戸時代に天下の台所だった大阪に住んでいるのは、すごいと思った。」「和の文化を大切にしたいと思った。」「これから、国語で和の文化を勉強するのが楽しみだ。」