学校日記

今週の太子橋 その2. 穀雨(こくう)

公開日
2014/04/26
更新日
2014/04/26

できごと

24節気———
日本には、季節の移り変わりを確認する呼び名が
1年に24あります。
1年で最も昼が長い夏至や、最も昼が短い冬至も
この24節気の仲間です。

4月20日の日曜日はその24節気の8番目、
「穀雨」という節目の日でした。
低学年にはちょっと難しい漢字ですが、上の穀は穀物の穀、
つまりお米や麦やとうもろこしなど
皆さんの身のまわりにあるたくさんの食べものです。
下の漢字は「雨」ですね。

種をまかれた田んぼや畑の準備がこの時期に整い、
まいた種に「大きくなれよ」と、やさしい雨が降ります。
それが「穀雨」です。
1年の中でこの節目に降る雨は、
穀物の成長に欠かせないやさしい恵みの雨です。

小さな種が大きく成長するまでに、
こうやっていくつかの節目を通り過ぎて
私たちの食べ物が育っていきます。

さて、新学期が始まって2週間たち、
みんなもそろそろ新しいクラスに慣れ、
準備が整ってきたころではないでしょうか?

先生方も「大きくなれよ」という思いを込めて
穀雨のやさしい雨のように、
授業の中でたくさんの栄養をまいてくださいます。

準備を整えたみんなはその授業の中でたくさん学び、
頭と、からだと、心に
ぐんぐん栄養を吸い取っていってください。

≪校長先生のおはなしより抜粋≫