学校日記

6年生歯・口の健康教室

公開日
2024/01/25
更新日
2024/01/25

学校日記

 今週、歯科衛生士さんと歯科校医先生に来ていただき、6年生を対象にはみがき指導をしました。新型コロナウイルス感染症流行の影響で、この数年間できていなかった、鏡で自分の口の中を見ること、歯垢の染め出し、実際に歯みがきをしてみることができました。

 健康な口と、歯周病のある口の中の写真を見比べ、歯ぐきの色・形の違いを知ったら、自分の口を見てみる番です。ひきしまった歯ぐきの人ばかりではなく、少し腫れているかも…と不安そうになる人も。腫れがひどくないうちは、丁寧な歯磨きで悪化を防いで改善することができる、と教えていただきました。
 そして、丁寧な歯磨きを実践する前に、歯垢染め出しをしました。歯垢があると赤く染まる液をひたした綿棒で、前の歯上下6本ずつを塗って、1度だけぶくぶくうがいをします。「めっちゃ赤くなった」「思ったより赤くないかも」と、いろいろな口の状態が見えてきました。
 染まった歯を磨く前に、まずはビデオ(ミルクボーイ「食べたらみがこう」)を見て、歯の磨き方の復習です。 歯をみがくときには、歯ブラシを鉛筆のように持って、1本1本やさしくみがきます。歯と歯の間は、歯ブラシを縦に持って細かく動かします。
 正しい歯のみがき方を改めて学んだところで、歯みがきの実践です。染めたのは6本ですが、授業の中では上の前歯の1本を丁寧に磨きました。
 歯科校医先生にも個別にご指導いただきながら、鏡を見て真剣な表情で歯を磨く子どもたち。みがいた後は、歯垢のチェックです。舌で触って比べてみて、どの児童も「つるつるになった!」と、うれしそうにしていました。
 休み時間には、残りの歯を丁寧に、真剣に磨いていました。お家に帰っても、今日の夜の歯磨きから、丁寧な磨き方を心がけていってほしいです。

 6年生の子どもたちは、ワークシートを持ち帰っています。歯垢染色剤は市販されている物もありますので、ご活用いただき、6年生のいるご家庭も、そうでないご家庭も、ぜひ、お子さまと一緒に、正しい歯のみがきかたや、歯・口の健康についてお話ししてみてください。