学校日記

児童朝会

公開日
2019/06/24
更新日
2019/06/24

学校日記

今日の児童朝会では、校長先生からは「ひとつのことば」についてのお話がありました。

【校長先生のお話】「ひとつのことば」
今日は、おのえたかこさんの「ひとつのうた」という詩を紹介します。

 「ひとつのうた」
ひぐらしは ひとつのうたしかしらない
さあ 一日がはじまるよ かなかなかな・・・・・
にわか雨がふるのかな かなかなかな・・・・・
雨があがったみたいだよ かなかなかな・・・・・
きょうはおしまい
おほしさまが見えるかな かなかなかな・・・・・
うれしいときも かなしいときも
ひとつのことばで つうじあえる
わたしたち たくさんのことばを知っているのに
心をつうじあえることばを みつけられないの なぜ?

先週、ある学級でけんかがありました。
お互い、通じ合う言葉を見つけようとせず、思わず手が出てしまいました。
井上ひさしさんの「子どもに伝える日本国憲法」という本には戦いを放棄することについてこう書いてあります。

 どんなもめごとも 道筋をたどってよく考えて
 ことばの力をつくせば かならずしずまると信じる
 考えぬかれたことばこそ 私たちのほんとうの力なのだ

私たちはたくさんの言葉を持っています。
どうか、正しい言葉を使うよう心がけてください。