学校日記

5/13 子どもの五感を刺激するって

公開日
2025/05/14
更新日
2025/05/14

学校日記

横小の学習園には、メダカやヌマエビ、ヤゴたちが生息する池があります。

今年の6月で49歳の誕生日を迎える横小ですが、過去にはグランドの北西角に観察池があったと周年紙で知りました!

当時、生息していた生物とは違うかもしれませんが、こうやってトンボが羽化する池があるのはとても良いことだと個人的に思います。

睡蓮が今年もつぼみをたくさんつけてくれました?ピンクや白の花が、朝の池を彩ってくれています!

また、キャベツ畑では、腹ペコアオムシくんが、ムシャムシャ食べて大きくなってきました!もちろん、3年生の子どもたちが教室でも観察、飼育しています!

過去、担任をしていた時、子どもたちとアオムシくんを育てながら、サナギになったころ
「先生、チョウチョになるのって朝方が多いんだょ!だから僕らが登校したら見れないことが多くない?」と言われました。

そこで考えたのが、タブレットのタイムラプス機能で下校後から撮影することでした!
1日目、撮れた動画をみんなで見てみると、日が暮れてからは真っ暗に…そして朝日と同時に少しずつ明るくなりました。

「先生、時間が経つのがわからんから、時計と一緒に撮ったら?」と…なるほど!

2日目、グルグル回る時計の針で時間の経過がよくわかりました!
すると今度は、「先生、夜中真っ暗だから、ミニライトもつけてた方がいいんじゃない?」と。

3日目、明るくなった画面とグルグル回る時計を見ながら興味深々にみる子どもたちでした。

そして2、3日経った時、「先生、これ私らには見やすいけど、サナギちゃんたちには眩しくないかな?」と…理由を聞くと、

先の睡蓮や朝顔もそうですが、光に反応して開花するという経験から、虫たちもそうかもしれない?と考えたとのことでした。

アオムシくんを巡って、子どもたちがこんなにも考え、アイデアを出し、試行錯誤していく姿を見た時、図鑑でもYouTubeでもない本物体験が、子どもたちの五感を刺激しているんだなぁと感じました!

ご家庭でも、何か命のあるものを育ててみませんか?きっと驚きや感動、時に悲しみを感じるのではないでしょうか…