学校日記

【6年】ノートの工夫(「大地のつくりと変化」から)

公開日
2022/12/19
更新日
2022/12/19

理科のお話

 今日、6年1組の理科の授業があり、どの学級でも2学期の理科の授業が終わりました。

 一年間を振り返って・・・というにはまだ少し早いですが、この4月から比べると、ノートづくりがとても上手になりました。理科ノートの定期チェックがあるのは、3か所です。(写真1)単元のはじめでありまとめとなる「表紙」、(写真2)授業での気づき・工夫、(写真3)復習や発展です。

 (1)の表紙描きは、授業を終えて学んだ重要なポイントをイラストで表現するというものです。4月にこの課題に取り組み始めたときは「いったい何をかけば…?」と悩んでいる人も多かったですが、回数を重ねるたびにみんな上手になってきました。金色のシールは「合格☆」印です。要点をきちんと押さえ、丁寧さを忘れずにかけている人がたくさんいます。なかには、待ち時間やテスト後のすきま時間を上手に使って、提出日より先に完成させている人もいて、積極性や主体性の高まりを感じました。


 (2)については、授業のなかでの気づきや考えを書き込んでいる例です。高学年になると、黒板に書かれていることを写せば授業が終わり、ではありません。自分なりの考えや予想、発見をメモしていって、自分なりのノートを作っていくことも大事です。そうすればより学習した内容が深まり、表現力も高まります。このノートのように、分かったことを色鉛筆でイラスト化していくと、印象にも残りやすいですね。(6年生のMさんのノートです)。

 (3)は学習のまとめですが…この「大地のつくりと変化」の学習を通して、どんなことが分かったのかを自分なりにまとめたものです。Aさんは地層のつくりや特徴をノートに書きだし、それらを効果的に表現する方法として、実際に貝殻を添付したり、地層の重なりを工作にしてみたり…と、工夫していました。学んだことを楽しく表現できていて、とても素晴らしいと思いました。

 6年生の3学期は、「8.てこのはたらき」から学習を始めます。卒業までのカウントダウンが始まり、忙しくなりそうですが、一日一日を大切にして、楽しく学習できるようにしたいです。