学校日記

予告なしのいのちを守る学習

公開日
2020/10/13
更新日
2020/10/13

いのちを守る学習

2020年10月12日(月) いのちを守る学習

5時間目の途中、突然放送が入りました。
「いのちを守る学習です。給食室で火事が起きました。運動場の鉄棒を前にして、朝会の並び方で集合しましょう。」
放送が終わると、子どもたちは素早く運動場に向かいました。
中には、マスクの上からハンカチで口をふさぐ子どもの姿もありました。

運動場に集まった後、いのちを守る学習の担当教職員が子どもたちに伝えます。
「日本では1年間に約38000件起こっています。1日では約100件、1時間に約4〜5件起こっています。地震、台風、津波とは違って火事は人のミスで起こることがほとんどです。火事から命を守る1番の方法は、火の扱い方に気を付けることです。」
子どもたちは真剣に話を聞き、火事がたくさん起こっていることに驚いていました。

教室に帰った子どもたちは、ワークシートに今回のいのちを守る学習で学んだことや自分の考えを書きます。

子どもたちの考え
・いつ、どこで、何が起こるか分からないので、何が起きても大丈夫なようにそなえておこうと思いました。
・15分に1回火事がおこっていることにビックリしました。
・これから放送がなったときは、自分で行動するのを頑張りたいです。
・避難するときに人が混むので、となりの人の命を大切にしたい。
・マスクをしていても、ハンカチで口をおさえる。
・火事を起こさないように、一人一人が火の扱いに気を付ける。
・自分の考えを持って行動できるようにする。

「いのちを守る学習」は特別な学習ではなく、日常の学習として行います。
これからも自分の考えでいのちを守る行動をとることを大切にしていきます。また、どうしたらとなりの人のいのちを大切にできるかを意識し、想定外に対応する力を高めるための「いのちを守る学習」を大切にしていきます。


【コミュニティ部】