いのちを守る学習スペシャル〜身近な物で実践できる防災〜
- 公開日
- 2017/12/18
- 更新日
- 2017/12/18
いのちを守る学習
2017年12月15日(金)オープン授業
今年最後の「いのちを守る学習スペシャル」は、大阪市立大学教授の生田英輔教授、防災士の上田光希さんと肥塚やよいさんによる「身近な物で実践できる防災」です!!
「防災士って何?」
社会のいろんな場で防災力を高かめることをたくさんの人に伝える活動をしている方たちのことです。
———「もし災害が起きて、避難所で過ごすことになったとき、避難所に用意してある物って十分あるのかな??」
「実は十分なものはありません。そこで自分たちで防災グッズを作ってみましょう!」
防災グッズが必要な場面が5つです。
・地震の後ガラスが散乱しています。でもクツもスリッパもありません。何か足を守るものを作ろう!
・避難所で風邪をひいてしまいました。風邪をうつさないためにマスクを作ろう!
・荷物を運ぶために、リュックが必要です。リュックを作ろう!
・食事を配るために、簡単なお皿とスプーンが必要です。食器を作ろう!
・避難中に、腕を骨折してしまいました。腕を固定するものを作ろう!
その中からグループで1つ選んで、身近にあるペットボトルや牛乳パック、ビニル袋、輪ゴムなど限られた物を使って、みんなで協力して作っていきます!
「腕固定するのにビニル袋だけじゃあかんで!新聞紙使ったら!?」
「このマスクやったら、隙間あってあかんなぁ。他の作り方考えよう!」
「この靴やったらガラス入ってくるから、入らんようにしよう!」
などみんなでたくさん意見を出し合いながら、どんどん防災グッズを作っていきます。
休み時間にも作るのに必死!!ぎりぎりまでいいものを作ろうとする姿がありました。
最後に発表!
使った物や使った道具、また工夫したところを伝えました。
子どもたちの感想
・災害が起こった時に身の回りにあるもので色んなものを作れるようにしたいです。そして、助けられる人から助ける人になりたいと思いました。
・南海トラフ地震の時にもしかしたらなにか必要になっても、その物がないって時に今日学んだことを使えばいけると思う。
・小学生でも防災士になれると聞いてすごいなと思いました。
・友だちと協力することが大切と思った。
・これからも助け合って生きていきたいです。
・チームワークが必要になっていく。
身近な物で防災グッズを作れたことに子どもたちはとてもびっくりして、そこからみんなで助け合っていくことの大切さを改めて考えることができました。
今年度のいのちを守る学習もあと少し。
自分から学習して、防災リーダーとしての力を高めていきます!!
【コミュニティ部】