☆第1学期 終業式を行いました。
- 公開日
- 2017/07/20
- 更新日
- 2017/07/20
校長室より「道徳心・社会性の育成」
7月20日(木)
本日、第1学期の終業式を行いました。
次のような話をしました。
一昨日の18日に、日野原重明さんと言うお医者さんが、105才で亡くなられました。100才を超えてもなお、お医者さんとしてたくさんの人々の命を守ってきた方です、この方は、お医者さんの仕事だけではなく、本を書いたり、ミュージカルに出演したりといろいろなことをされてきました。
いくつかの小学校にも行き、「命の授業」をされました。その時に必ず、子どもたちに「命ってなんですか?」と尋ねられたそうです。皆さん命ってなんだと思いますか?日野原さんは「命は時間です」と言われました。命は見えないものです。命がある間は、自分が使える時間があります。命がなくなると使える時間が無くなります。
1学期は、4月に始まり、今日まで約4か月の時間がみなさん一人一人にありました。この時間を使ってできることが増えましたか?楽しかったですか?するべき時にするべきことをしましたか?友だちに意地悪をしたり、迷惑をかけたりしませんでしたか?そんなことをしていたら、時間の無駄遣い、つまり命の無駄遣いをしていることになります。今日は1学期の終業式です。よい機会なので、時間つまり命を大切に使えたか、そして、できるようになったことが増えたかを振り返ってみましょう。
明日から、35日間の夏休みが始まります。学校にいる間は、チャイムの合図で次は何をするということが決められています。でも、夏休みは自分で自由に使える時間が増えます。時間すなわち命を大切に使い、8月25日の始業式には「2学期もがんばろう」という気持ちになれるような夏休みにしましょう。
その後、生活指導担当の先生から、夏休みの安全なくらしについての話がありました。最後に「大阪市歌」と「校歌」を歌って終業式を終えました。
子どもたちが、35日間安全に過ごし、元気に2学期を迎えられますようご家庭でもご配慮をお願いします。