☆5年・6年 聴覚障がいの方をゲストティーチャーとしてお招きしました☆
- 公開日
- 2017/10/13
- 更新日
- 2017/10/13
校長室より「道徳心・社会性の育成」
10月13日(金)
昨日5年生は視覚障がいの方をゲストティーチャーとして学習をしました。今日は聴覚障がいの方と手話通訳の方お二人をゲストティチャーにお迎えし、5年生・6年生が一緒に学習をしました。
〇聴覚障がい者は全国に35万8,000人、大阪市に50,000人、東住吉区に50人おられる。
〇40年ほど前はみっともないという理由で手話が禁止されていたことがあった。そのとき、口話教育が広まった。
〇口話では、よく似た言葉と間違えることや、大勢の人がいるところでは話せないなどの欠点がある。
〇手話は会話の手段として便利である。
〇話すにはまず、音を知る必要がある。補聴器をつけて音を知る訓練を生後8か月頃からした。「あ」は胸が詰まるような音、「か」はのどが詰まるような感じの音、一番苦労したのは「さ行」。「た行」になってしまう。
〇補聴器をつけていても、はっきりとは聞こえない。
〇手話ができないから、聴覚障がいの人と話せないと思わないで。紙に書いたり、ゆっくり話してくれたりすれば大丈夫
と言うお話を聞かせていただきました。
世の中には様々な事情を抱えた人がいるけれど、互いに相手を思いやる気持ちを持ち、みんなが安心して、楽しく暮らせるようにしようという気持ちを、子どもたちは持ってくれたことと思います。