学校日記

スマホはいつから?

公開日
2022/06/05
更新日
2022/06/05

お知らせ

?令和4年6月5日(日)週末コラム
「 EdTech(エドテック)が変える 教育の未来」(著:佐藤昌宏)より、

 今の時代は、インターネットが普及した情報化社会であり、新しいテクノロジーが社会を大きく動かす第4次産業革命のただ中にあります。このような激動の時代においては、新しいビジネスやサービス、価値観やルールが続々と生まれており、過去に学んだ知識や技術でずっと暮らしていけるわけではありません。学んだ知識やスキルが古くなって使いものにならないこともありますし、昔の経験や成功体験、常識やルールが、新しい時代に当てはまらないことも多々あります。(中略)そして、もうひとつ。過去の学びや経験、常識やルールなどが通用しなくなった別の要因として、「正解が一つとは限らない問題」が社会に増え始めたことが挙げられます。例として「子どもにスマートフォンを与えるのは何歳が適切か」という問題を考えてみましょう。子を持つ親であれば必ず直面する問題ですが、具体的に何歳という正解はありません。早くからスマートフォンを与えて、いつでも連絡をスムーズに取りたいという家庭もあれば、SNSなどのトラブルから守るという理由で高校生までは与えない家庭もあります。この問題には正しい答が存在しません。加えて、親が子どもの頃にはスマートフォンがなかったので、親の経験や価値観も通用しません。親ができることは、今までにはなかった問題として向き合い、家庭の方針に合わせて最適な答を見つけることです。
このように今の時代、これからの時代は、求められる能力も変わり、答えのない問題に直面する機会も増えるため、過去に学んだ知識や経験だけで生きていくことが難しくなっています。私たちはこのことを強く認識して、今後の生き方や子どもの未来を考える必要があります。

これからの激動の時代を生きていくために必要な力とは何でしょうか?みなさん!一度立ち止まって考えてみませんか?そして、その力が自分にはあるのか?その力を子どもたちに育てようとしているのか?私は、本校の「めざす子どもの3つの力(自分も人も大切にする力!自分で考えて行動する力!自分からチャレンジする力)」がその力の源だと思っています!