学校日記

逆風に感謝!

公開日
2022/08/04
更新日
2022/08/04

お知らせ

令和4年8月4日(木)夏休みコラム
「できないもん勝ちの法則(ひすいこたろう著 扶桑社)より、

カミさんとの価値観の違いに悩んでいた僕ですが、心理学博士の小林正観さんの講演に行ったときに、カミさんとの関係が激変したんです。正観さんはこんな話をされました。
「人間は、けなされてばかりだと枯れてしまいますが、ほめられてばかりいても天狗になってしまいます。理想的なのは50%−50%のとき、そして実は、どんな人でも、自分への賞賛が50%、逆風が50%になっている」と。
でも、僕はその頃、仕事が絶好調で、逆風が50%もあるとはとても思えなかったんです。すると、正観さんはこう続けました。
「この話をすると、「それは間違っています」と必ず言う人がいます。そういう人は、逃げられないところに痛烈にあなたを批判してくれる人がいるはずです。例えば、奥さまとか」
この瞬間、天地がひっくりかえりました。50%-50% これは人数のことじゃなくて、総量なんだそう。たとえばほめてくれる人が10人いて、「批判者」が1人とすると、この、たった1人がものすごい逆風を吹かしてくれているんだとか。そして、その1人は自分が避けて通れない場所に存在していると。
そう、家庭とか職場です。
僕の仕事が順調なのは、カミさんが強力に逆風を吹かせてくれていたおかげだったのか・・・。カミさんは僕が成長するように、たった1人で「逆風担当」として孤軍奮闘してくれていたのか・・・そう思ったら、「妻よ、いつも僕をけなしてくれてありがとう」。思わず彼女を抱きしめそうになったほどです。
たったひとつのものの見方を知るだけで、一瞬で感謝に変わってしまったのです。これが僕が、ものの見方を探求するようになったきっかけです。
逆風も振り返れば(自分の見方次第で)追い風になるんだ。


同じ場面や瞬間を目の前にしても、その見方や考え方ひとつでプラスにもマイナスにもなり得る。自分の身近に厳しく見てくれる人がいることはありがたいこと!そう思うと、やはり人は1人では生きていけない。いろんな人に支えられていることを忘れてはならない。我妻に感謝!