考える子どもに!
- 公開日
- 2022/08/08
- 更新日
- 2022/08/08
お知らせ
令和4年8月8日(月)夏休みコラム
「だったらこうしてみたら?(植松努著 PHP出版)より、
いまの若い人たちは、僕らが子どもの頃と比べたら、はるかに能力が高いです。なぜなら、ものすごい量の情報のなかで暮しているからです。そして、科学も発達しています。僕ら大人ができなかったことやあきらめたことを、これからどんどん成し遂げていく素晴らしい人たちです。でも、考える力を、誰かに奪われてしまっているのです。
小さい頃から親や先生に「疑うことが許されない正解」を覚えるように指導されて、覚えたことの量と正確さで評価されてきたのです。
小さい頃から親や先生に指示されつづけて、指示以外のことをすると「余計なことをするな!」「勝手なことをするな!」と怒られて、言われたことを、言われたとおりに、素直に真面目にやってきた人たちです。それを繰り返すうちに、いつの間にか、考える力を奪われてしまったんです。
「指示されたことだけやっていれば、怒られないし、失敗しない」と思い込んで、考えなくなってしまったんです。
でも、それでは間違いなく、ロボットAIに負けてしまうのです。
今一度、「どんな子どもに育ってほしいのか」を問い直しませんか?なんでも従う子ども?それとも、自分で考える子ども?答えは明白です!子どもに問いかけましょう?「3つのD」で!
「大丈夫?」
「どうしたん?」
「どうしたい(どうする)?」と。
子どもは自分で考えます!そして、自分なりの答えを出します。親や先生は、その答えを尊重して、見守り、信じ抜きませんか?