Happy Teachers Makes Happy Students.
- 公開日
- 2024/07/21
- 更新日
- 2024/07/21
お知らせ
令和6年7月21日(日)夏休みコラム
ネット投稿記事より、
教師が幸せだから、生徒も幸せになる
教師という職業がより過酷になり、教師の労働条件がますます厳しくなるにつれ、最近の報告では教師の幸福度が低下していることが示されている。
教師の幸福度に関する過去の研究は、そのほとんどが教師や学校関連の成果との関連に焦点を当てている。 しかし、教師の幸福が生徒の幸福にどのような影響を与えるかについての研究はあまり行われていない。
本研究では、社会伝染に関する先行研究を参考に、教師の幸福度と生徒の幸福度の関係を調査した。 具体的には、教師の幸福度(教職に対する満足度、職場環境に対する満足度)と生徒の幸福度(生活満足度、ポジティブ感情、ネガティブ感情)の関係を調べた。 19カ国・地域の5400校に所属する8万9614人の教員と9万3555人の生徒からの回答を含むPISA2018のデータを利用した。
マルチレベルパス分析の結果、教職に対する教師の満足度は、生徒の生活満足度やポジティブな情動と正の相関があり、ネガティブな情動とは負の相関があることが明らかになった。 職場環境に対する教師の満足度は、生徒の肯定的感情と正の相関があった。この結果は、主要な共変量(学校のSES、生徒のSESと性別)でコントロールした後も維持された。 したがって、教師の幸福は生徒の幸福の重要な要因であると考えられる。
因みに職場環境への満足度調査項目は、
1. 可能であれば別の学校に移りたい。(逆転項目)
2. この学校で働くことを楽しんでいる。
3. 私の学校を働くのに良い場所として推薦するだろう。
4. この学校での自分の仕事ぶりに満足している。
5. 総合的に見て、私は自分の仕事に満足している。
チーム長原のみなさんは、上記項目の自己評価はいかがでしょうか?
誰もが1を除いて、すべての項目において高評価であれば最幸(最高)ですね!私は最幸です!
「大人が変われば、子どもは変わる!」