燃やすはたらきのある気体
- 公開日
- 2020/04/27
- 更新日
- 2020/04/27
お知らせ
前回に空気は主にちっ素、酸素、二酸化炭素がまじった気体だという話をしました。
このうちのどの気体がものを燃やす働きがあるのでしょうか。
教科書13ページもあわせて見てください。
写真のように、それぞれの気体が入った缶(かん)と集気びん、臭気びんのふた、水そうとかんに付けるノズルを用意します。
気体の集め方は、13ページの酸素の集め方のQRコードを見てください。
このようにびんを水でいっぱいにして、水と置き換えて集めると、ちゃんと気体が集まったかどうかがわかりやすいです。この時、少しだけ水を残しておくことを忘れないようにしましょう(びんが割れてしまうことをふせぐためです)。
それぞれの気体の中で燃やした割りばしがどのようになるかを 動画 でごらんください。(青い部分をクリックかタップで動画が見られます)
このように、酸素はものを燃やす働きがあります。酸素の中ではものは「はげしく」燃えます。
一方、ちっ素や二酸化炭素に入れると、火は消えてしまうように見えます。燃やす働きはなさそうです。
空気中では「おだやかに」燃えます。この「はげしく」「おだやかに」という言い方も覚えておきましょう。
ではものが燃える前とあとでは、どのようにちがいがあるのでしょうか。
次回、確かめていきましょう。