子葉にふくまれる養分の変化
- 公開日
- 2020/05/13
- 更新日
- 2020/05/13
5年生
種子が発芽したり、メダカの卵がかえったり、ヒトが生まれるためには
その間を生きていく栄養が必要です。どこからどのように栄養を得ているのか考えていきましょう。
このことは、ここから3つの単元で大切なことです。
しっかりと覚えておいてね。
種子が発芽するためには、どこにどのような栄養があるのでしょうか。
種子が発芽する前と後で、ずいぶん様子の変わる部分があります。
それは、子葉の部分です。
一番上の写真では発芽した後の子葉の部分を示しています。緑色でずいぶんひなびた形をしていますね。この後、子葉はもっと小さくなって、最後には地面に落ちてしまいます。
真ん中の写真は、種子のようすです。縦に二つに切り分けると、根や茎(くき)になる部分と子葉とが分かります。
種子が発芽するときには、水、空気、適当な温度が必要でした。養分はその中にはありませんでしたね。
では、種子の発芽に必要な養分はどこにあるのでしょうか。
種子に必要な養分を調べるには、ヨウ素液を使います。ヨウ素液は、もともとは茶色をした駅なのですが、お米やイモ類などの中にあるデンプンとむすびつくと青紫色に変色します。(この文書を参考にしてください)
もともと種子の子葉を横に切って、そこにヨウ素液をかけたものと、発芽した後の緑色になった子葉にヨウ素液をかけたものが、一番下の写真です。
もとの子葉にはあったでんぷんは、発芽した後の子葉にはなくなっていることが分かります。
もとの子葉にあったデンプンは、発芽のためにつかわれてしまったようです。つぎの動画でも確認してみてくださいね。
(色の変わっている部分をタップするかクリックするかでNHKのページに移動します。)