国語部 総合研究発表会Ⅱ 5年生国語「注文の多い料理店」―物語おもしろパズルをつくり、物語のおもしろさを解説しよう
- 公開日
- 2026/03/04
- 更新日
- 2026/03/04
国語部
令和7年度 国語分科会5年生委員会では、「表現の工夫に着目して物語のおもしろさを読み深める学習」をテーマに、宮沢賢治作品を用いた研究を進めました。研究主題である「主体的に学び続ける学習者の育成」を踏まえ、①学びのつながりを意識した単元構想、②主体的に考えをもつ・伝え合う学習活動、③学びを日常生活へつなげる工夫の3つの視点から授業改善を行いました。
単元では、オノマトペや比喩などの表現技法に焦点化し、これまでの学習経験を想起させながら「どの表現が面白いのか」「なぜそう感じるのか」を根拠を基に読み取る力を育成しました。「物語のおもしろパズル」を作成する言語活動では、毎時間パズルピースを集めながら、友だちと比較し、同じ表現を選んでいても理由の違いに気付くなど、読みの深まりが見られました。
また、戸の言葉の意味を探る活動では、児童が気になる言葉を選び、一人学び・相談・全体交流を通して多様な解釈を共有しました。ダブルミーニングや構成の工夫など、作者の意図に迫る読みを主体的に進める姿が育ちました。検証授業では課題設定を改善し、最後の一文に着目した読み取りへと発展。児童からは「命の大切さ」「読者に考えさせるための終わり方」など深い考察が生まれました。
単元末には初発と学習後の感想を比較し、自らの成長や読みの変容に気付く姿も見られました。今後も、表現の工夫に着目した読みを通して、豊かな言語感覚と主体的な学びの姿を育んでいきます。