今日は、司書として図書館の担当もされている角野先生からお話がありました。

「まず、クラスの学級旗作成についてのお話です。『懇談期間中に色を塗りましょう』とアナウンスしていましたが、なんと、昨日で全クラスの学級旗が完成しました(パチパチの拍手)。どのクラスも手際よく、せかした部分もありましたが、なんとか完成して誇らしい気持ちです。

昨日の放課後は、次の一年生に多目的室をバトンタッチするために、他のクラスがちょっと汚してしまった椅子や床を掃除して帰ってくれた人もいました。先週の難波先生のお話では"気づき"を教えていただきましたが、本当によく気づいてくれました。ありがとうございました。」

みんな、目を見てしっかり話を聞いています。

「私は、４月から転校生のような気持ちでこの学年に入ってきました。私の中で１学期、心に残った授業は、枕草子の暗唱テストです。枕草子は単純な文で構成されていますが、『全員が暗唱テストをクリアするのは難しいかな…』と思っていました。班活動での暗唱テストでしたが、私が驚く、すごいことが起こったのです。

この学年の皆さんは、自分一人がクリアして終わりではなく、苦手な人にも手を差し伸べて、励ましてくれました。

私だったら『惜しいね』『残念やな』で成績を『Ｃ』にしてしまうところが、皆さんの協力があって、次々と『Ａ』をとれるようになっていきました。

学期末の授業アンケートでは『班学習をもっとしたいです』と回答してくれる皆さんの割合が多いのですが、きっとそのような班学習の素晴らしさを知っているから、学校でそのことを学んでいるんだということに、私も気づきました。

友だちとの切磋琢磨が、東中では学べます。とても良い学校です。
また、２学期も、皆さんとの授業を楽しみにしています。一緒に頑張りましょう！」