学校日記

今日の給食 (1.22 かす汁とくりきんとん)

公開日
2021/01/23
更新日
2021/01/22

給食・事務

 今日の献立は「ごはん、鶏肉の甘辛焼き、かす汁、くりきんとん、牛乳」でした。
 
<かす汁>
 かす汁は、酒かすを入れた具だくさんの汁ものです。塩鮭や塩ぶりなどの塩蔵した魚と、だいこん、にんじん、こんにゃく、うすあげなどが材料としてよく使われます。味つけは塩蔵の魚の塩味に、塩やみそなどを加えて味を補います。酒かすの効果で体が温まる、厳冬期にぴったりの料理です。
 1月20日の二十日(はつか)正月(骨正月:ほねしょうがつとも言います)に、正月の祝い魚の塩鮭や塩ぶりの残った頭や骨をだしにして、野菜と一緒に酒かすを入れて食べる風習があります。
 給食では、だし汁に鮭、つきこんにゃく、うすあげ、だいこん、にんじん、青ねぎを加え、酒かすのほかにうす口しょうゆ、白みそ、赤みそで味つけしています。小中学生にも食べやすいように酒かすの量は少なくしています。給食時間には校舎中にかす汁のよい香りが漂っていました。残食はわずかで、生徒にも好評だったようです。
<くりきんとん>
 さつまいもを柔らかく煮つぶし、くり(水煮)を加えて、砂糖、みりん、少量の塩で味つけしました。正月料理の一つで「金団」と書き、その色から財産、富を得る縁起物とされています。
 給食での正月料理はこれで終わりです。次の行事献立は、2月1日の「節分」です。お楽しみに!