学校日記

今日の給食(2.20 くじら)

公開日
2023/02/20
更新日
2023/02/20

給食・事務

 今日の献立は「ごはん、くじらのオーロラ煮、まる天と野菜のうま煮、もやしのピリ辛あえ、牛乳」でした。
 
 くじらは1年に1回だけの登場です。オーロラ煮とたつたあげが隔年で実施され、今年はオーロラ煮の年です。
 日本でくじらを食べる鯨食文化は古くからあり、縄文時代には食べられていたようです。くじらは海にすむ哺乳類ですが、肉食が禁止されていた時も「海の幸」として魚類とみなされ食べられていたそうです。
 第2次世界大戦後の食糧難の時代には、貴重な栄養源として日本人の食を支えてきました。今から60年前までは、牛肉・豚肉・鶏肉よりもたくさん食べられていたそうです。「はりはり鍋」「くじらのカツ」「くじらベーコン」関東炊きに入れる「ころ」など、いろいろな料理がありましたが、その後、商業捕鯨ができなくなり、食卓からなくなっていきました。
 4年前に商業捕鯨が再開され、今日の給食では、北大西洋で獲れた「ニタリクジラ」を使いました。くじらの赤身肉は脂肪が少なく、たんぱく質や鉄が豊富にふくまれています。給食前から楽しみにしていた生徒やもっとたくさん食べたかったという生徒が多く、大人気の献立でした。