学校日記

挨拶は対話の入り口。学びは、そこから始まる。

公開日
2025/06/11
更新日
2025/06/11

お知らせ

西郷港での自由散策中、数名の生徒が島民の方々と自発的に対話を交わしていました。
話題は偶然にも「農業」。しかし、それは単なる雑談ではありませんでした。

彼らは、墨江丘中学校で進めてきた*学年菜園での栽培経験*を踏まえ、
島ならではの気候・土壌・技術について具体的な意見交換を行っていました。

*問いをもって接すれば、出会いは“教材”に変わる。*
教育の本質が、ここにはありました。

この瞬間、生徒たちは
「教科としての農業」から「社会知としての農業」へと、視座を移しています。
*一方的に知識を受け取るのではなく、実践者と対話を重ね、理解を構築する。*

それは、教育哲学者デューイが説いた“経験に根ざした学習”そのものです。

挨拶で終わらず、語り合い、学び合う。
そこには、*教科を超えた教育の深層が、静かに息づいていました。*