8/25(木)2学期始業式
- 公開日
- 2022/08/25
- 更新日
- 2022/08/25
学校日記
2学期が今日から始まりました。始業式での校長先生の講話を紹介します。
おはようございます。
35日間の長かった夏休みも終わり、今日から2学期がスタートします。 夏休みは充実していましたか。部活動に一生懸命取り組んだ人、受験勉強に力を注いだ人、家族との充実した時間を過ごした人、夏休みにしかできない経験をした人、中にはのんびりしすぎて体内時計がくるってしまった人もいるかもしれません。今日からまた、学校での生活が始まります。2学期の登校日数は一番多く、84日です。この84日を充実したものにするかどうかはみなさん自身にかかっています。そこで2学期の初めにあたって、「今、君に何が出来るか」について話をします。
1学期のはじめに「群れと集団」という話をしましたが覚えていますか?自分さえ楽しければよいというような群れの集まりではなく、お互いを尊重し一人ひとりを大切にしながら目的達成に向けて一致協力し頑張ることで、クラス・学年・部活動そして学校全体としての集団の質を高めようという話をしました。そして1学期末の終業式で、それぞれの学年で確かな成長がみられたと検証しました。
そこで2学期の初めに、みなさんに考えてほしいのは、「今、自分にできることは何だろう」と言うことです。2学期には体育大会・文化発表会などの学校行事、学年で取り組む行事などたくさんあります。生徒会も交代したり、委員会や係活動も後期になって入れ替わります。みなさんには活躍する場面が数多くあります。
学校の主役は言うまでもなくみなさん・生徒です。授業で、クラスで、部活動で、委員会や係活動で、どうしたらそれぞれの集団がより良くなるか?そのためには、「今、自分に何が出来るだろうか」と考えられる人になってください。「先生に言われたからやる」から、さらにレベルアップしてください、「Let’s begin」です。
アメリカ第35代大統領ジョン・F・ケネディはその就任演説の中で
「アメリカ国民のみなさん、国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何が出来るかを考えてください」と話しました。
学校や先生が生徒のために何かしてくれるのを待つのではなく、生徒であるみなさんが「学校のために何が出来るか」という発想の転換をしてほしいと思います。
ここにいる207人の人がそれぞれ「自分に何が出来るか」を考えて行動したら、これはもう相当すごいことになると思います。あっという間に学校はさらにレベルアップします。
生徒が生徒の力で学校生活をより良くしていくこと、それを難しく言うと 「自治の力」と言います。
今日から始まる2学期、最初の日にみなさんに私からもう一度言います。 学校のために「今、君に何が出来るか」・・・ いろいろな場面で「できない理由」を先に考えるのではなく、「できる理由」を考え、行動に移してください。