学校日記

全校集会【校長講話】要旨

公開日
2021/01/25
更新日
2021/01/25

校長メッセージ

コロナ・風邪対策を考慮して、放送にて行いました。

 おはようございます。寒い日が続きますね。「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と、よく言われます。昔は、1月は往ぬる(いぬる)と言っていたそうですから、昔から使われていた言葉遊びです。まあ、それほど、この3カ月は早く過ぎるということです。。
 さて、先週の17日は阪神・淡路大震災から26年目の日でした。もちろん、君たちはまだ生まれていなかった頃の話です。コロナ禍の中なので、大きな慰霊祭は実施されませんでしたが、静かに鎮魂のセレモニーが各所で実施されました。当時、校長先生は此花区の中学校に勤めていました。大きくは報道されませんでしたが、被害はかなりのもので、今でもその恐ろしさは身に染みています。この阪神・淡路大震災を教訓に、建物の耐震基準が改正されたり、防災の考え方が広まってきました。私たちも集団下校訓練を実施しましたね。それまでは、日本ではあまり一般的ではなかったボランティアの考え方も広がりました。この1月17日はのちに「防災とボランティアの日」に設定されました。設定されたからという訳ではないでしょうが、ボランティアに参加する人も増え、防災の意識も高まってきたところに、これも君たちは幼くて、記憶に薄いでしょうが、東日本大震災が起こりました。有名な言葉である「絆(きずな)」、そして、震災の経験を受け継ぐことの大事さを私たちは忘れてはいけません。
 季節は一番寒いころに差し掛かりました。今日は3年生のみなさんは、私学の出願です。様変わりして、多くの人は、郵送等になりましたので、もうひとつ実感がわかないかもしれませんが、ここが新たなスタートです。受験の日まで、引き続き体調管理には気を遣ってください。「手洗い、マスクの着用」をしっかりとお願いします。それと、大変寒くて申し訳ないのですが、授業が終わるたびに窓を全開して、しばらくの間、換気をお願いします。自分たちがコロナにかからないことが、コロナを広げない一番の方法です。重ねて、お願いしておきます。