学校日記

全校集会【校長講話】要旨

公開日
2021/02/01
更新日
2021/02/01

校長メッセージ

 コンビニの店頭に、「恵方巻」というのぼり(幟:細長い布が竿に通されたもの)に気が付いた人もいると思います。明日2日は「節分」です。読んで字のごとく「節を分ける」すなわち季節の分かれ目です。ですから、本来は各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことをすべて節分というのですが、江戸時代以降は特に立春の前日(明日)を節分の日として、豆まきや、鰯(いわし)を食べる風習が残っています。そういうこともあり、今日の給食のメニューはいわしと大豆の煎ったものが出てきます。
 恵方巻もポピュラーになってきました。いや、こちらの方がメインになってきているのかもしれません。昭和になって、大阪で海苔巻き(太巻き)を切らずに丸かぶりする風習が、今から20年ほど前に、あるコンビニが全国展開したことがきっかけで広まりました。こちらは、豆まきが600年前には行われていたことに比べれば、最近の出来事です。あまり長々と節分の話をするのも何なのですが、せっかく、スマホやタブレットを使いこなしている君たちですから、検索して節分のことを調べてみてください。キーワードは「124年ぶり」です。おまけとしては、なぜ「豆」をまくんでしょうね?これは「鬼滅の刃」に通ずるものがある、とだけ言っておきましょう(種明かしは、また後日)。
 節分の翌日は「立春」です。この日から暦の上では春です。実感はあまりありませんがね。まだまだ、寒さは続きます。日本風の三寒四温も実感されると思います。どうやら、非常事態宣言も継続されるようです、仕方のないことですが。「逃げる」2月です。入試も始まりまっていますが、今週には奈良県の入試が始まります。いよいよ、本格的な入試シーズンですね。
 話の終わりが、いつも同じで申し訳ないのですが、手洗いとマスクの着用、そして授業が終われば、その都度、換気を改めてお願いします。以上です。