学校日記

全校集会【校長講話】要旨

公開日
2021/05/17
更新日
2021/05/17

校長メッセージ

 ホームページで見たり、友だちからのSNSで知った人も多くいるでしょうが、本校でも新型コロナウィルスに感染した人が出ました。金曜日のうちに、先生方の手で消毒活動をおこなったので、心配はいりません。今回のことは、「出てしまったか」というのが校長先生の率直な感想です。これだけ、蔓延つまり広がっているわけですから仕方ないことではあります。
 これまでも言われてきたことですが、君たち小・中学生はそのほとんどが、無症状であるということです。それ自体はありがたいことで、症状が出て苦しむことのないに越したことはありません。厄介なのは無症状であるがために本人は無自覚のうちに、感染して、知らないうちに他の人に感染させてしまっているかもしれないということです。感染経路も不明であることがほとんどです。繰り返しになりますが、多くが家族も感染していることをみると、おそらく、お家の人の誰かが感染してきて、家族が感染。しかし、その家の子供は無症状。PCR検査ではじめて感染が分かる、そのために気が付くのが遅い。他所で知らないうちに感染を広めている。感染する、そして家で感染を広げる。こういうことが、広がっているのではないかと推測されます。
 さあ、今日のお話の重要な部分はここからです。それは、これまでも何回もお話をしていたことですが、この件について、「誰や、誰や」と探そうとすること。うわさ話をうのみにして間違った情報、あるいは「〜らしい」といった無責任な情報を流さないように、してください。三密を避け、不必要な外出はしないことです。それぞれ一人ひとりが『ひょっとしたら、自分も感染しているかもしれない』と感じ(思い込みすぎて悲観することとは違います)、やってはいけないことは、きっぱりやらないこと。それが大事です。

今まさに、長吉西中学校のみなさんの言葉と行動が試される時です。