1月23日の全校朝会
- 公開日
- 2017/01/23
- 更新日
- 2017/01/23
つぶやき
23日の小学校の全校朝会での話
おはようございます。
このところ寒い日が続いていますが、元気ですか? 昨日の夕方か夜の天気予報を見ましたか? 前にお話ししたキーワード「せいこうとうてい」が出てきたと思います。今日もかなり寒くなりそうです。元気に頑張ってください。
さて、今日は1月23日、1,2,3ですね。そういえばものを数えるには1,2,3と数を使いますね。校長先生は、今、ものの数の数え方についての本を読んでいます。
英語では、a dog ,two dogs three dogs と前に数字をつけて表現することがほとんどですが、日本語では、数えるものによって、リンゴは1個、2個、鉛筆は1本、2本、本は1冊、2冊と数えますね。これらのように数字の後につける言葉を難しい言葉で「助数詞」といいます。日本語ではこれが発達していて、この助数詞を聞くだけで、そのものの様子などについてより詳しくわかるのです。
たとえば、犬はなんと数えますか? 1匹、2匹…がよく使われます。1頭、2頭でも間違いではありません。でも、1頭と聞いたときで、皆さんはどう感じますか?
「ちいさいやん」という声が聞こえました。
そう、匹は動物に使うことが多いですが、だいたい人より小さな生き物に使いますが、頭は人より大きな動物に使います。皆さん、気にしていないかもしれませんが、うまく使い分けているようですね。すばらしい。
どうでしょう? ものの数え方って面白いでしょ。
もう少しだけ。今度はお魚について考えてみましょう。普通のお魚で海で泳いでいるときは1匹、2匹ですが、釣りをして、釣り上げられると1尾、2尾と数えます。基本的には尾びれのついた魚の獲物に使います。匹でもまちがいではないですけどね。ブリやマグロ、カツオなどの大きな魚は、1本、2本と数えることもあります。細長いイワシ、タチウオ、ハモなども本で数えることがあるようです。
魚を開いて干物にすると1枚、2枚と数えます。スーパーで切り身がパックの中に入れられてしまうと、1パック、2パックとなります。
助数詞によって、魚がどのような状態なのかもわかってしまうわけです。すごくないですか? 興味があったら図書館で調べてみてください。今日は助数詞の話でした。